こんにちは、ひろしです。
通信制大学に入学して、一番最初に行うのが履修登録です。
今回は新入生の方と入学検討されている方向けに
履修登録する科目は何を選べばよいのかをわかりやすく解説します。
どのような考え方で科目選択すればよいのかをお伝えしますね。
それではお読み進めください。
目次
1.履修科目は何を選べばよい?
1−1.興味のある科目を選ぶ
まずは自身が興味を持っている科目を選びましょう。
原則として全ての科目をこの考え方で科目を選んでO Kです。
自身が学びたい学問の科目を選択しましょう。
基本的には自身が在籍する学部内で同じ種類の科目がまとめられています。
経済学部ならば、経済原論、アメリカ経済論、日本経済論といった具合です。
なお、科目によっては1つの科目の履修のみで単位取得できるものの、
続きの科目が存在する場合があります。
例えばこのようなケースです。
全て選択して履修することで「日本史」の学問研究を深掘りする事ができます。
在学する4年間をかけて全ての科目を選択することをオススメします。
また全部で計16単位取得出来るということになります。
1−2.外国語科目と保健体育科目を選ぶ
次に、外国語科目と保健体育科目を選択しましょう。
この二つの科目は卒業する為に選択が必須となっています。
外国語科目と保健体育科目は基本的には在籍中であればいつでも選択できますが、
1年生の時に選択履修することをオススメします。
理由は1年生は比較的学修難易度が易しい科目が多いためです。
2年生以降は卒論の準備や演習などで学修時間が増えるケースが多いため、
外国語と保健体育は1年生のうちに出来るだけ単位取得しておきましょう。
ちなみに日大通信の場合は、外国語科目8単位分、体育科目(保健体育講義、体育実技)2単位分は
必ず、選択必修科目として設定されています。
日大通信はオンデマンド授業の科目が他大学と比較して多めです。
外国語科目はもちろん、保健体育もオンデマンド授業になる場合があります。
この場合の体育実技科目は自宅でストレッチや体力テストなどの
運動授業を行うことになります。
1−3.スクーリング開講している科目を選ぶ
続いて、スクーリング授業が開講している科目を選択しましょう。
卒業要件となる124単位中、スクーリング取得単位を30単位含めなければいけません。
従って4年間の在籍期間中に30単位以上のスクーリング科目を選択しましょう。
なお大学によっては、昼間スクーリング、夜間スクーリング、地方スクーリング
メディア授業の4種類のスクーリング形式があります。
これらは全て卒業要件に含む30単位に認定されます。
1−4.他学部の科目を選ぶ
他学部の科目に興味がある場合は、他学部科目を選択するということができます。
ただし他学部の科目を選択することが出来るようになるのは2年生からです。
2年生は履修選択の幅が1年生の時と比較して一気に広がります。
こういった選択の仕方が可能です。
例えば筆者の場合は日大通信文理学部史学専攻生でありながらも、現役会社員ということもあり経済学に興味があります。
2年生からは日本史や西洋史に加え、経済学と経営学を選択しました。
2.授業科目区分ごとに何を何単位選択すればよい?
ここでは、日本大学通信教育部経済学部を例にして説明していきます。
科目はそれぞれ分類された授業科目区分から取得数が決められています。
各大学の学部毎にそれぞれ取得科目数が決められておりそのルールに従って科目選択しましょう。
2−1.総合教育科目
日大通信経済学部1年生は、まずは総合教育科目から20単位分選択しましょう。
総合教育科目には哲学、経済学、心理学、歴史学など幅広いジャンルの学問科目が揃えられています。
どの科目も単位取得の難易度はやさしめに設定されています。
自身の興味分野を知る為のいわば「おためし」のような感覚で選択してO Kです。
2−2.外国語科目
大学在籍期間中に8単位選択しましょう。
学修する言語は英語、ドイツ語、フランス語、中国語、日本語(留学生用)が用意されています。
学部によっては言語が指定されているケースがあります。
例えば日大通信の文理学部史学専攻の場合は「英語」を指定されています。
2−3.保健体育科目
大学在籍間中に2単位選択しましょう。
保健体育講義(1単位)、体育実技(1単位)選択しましょう。
2−4.専門教育科目(必修)
大学在籍期間中に12単位選択しましょう。
日大通信経済学部の場合は、経済学概論(4単位)、経済原論(4単位)、経済史総論(4単位)を選択しましょう。
2−5.専門教育科目(選択)
大学在籍間中に70単位分選択しましょう。
日本経済論(4単位)、アメリカ経済論(4単位)など色々な科目が用意されています。
自由に自身の興味分野の科目を70単位分選択しましょう。
卒論は8単位に該当しますが、経済学部の場合は選択必修ではないため選択しなくても卒業可能です。
2−6.自由選択科目
大学在籍期間中に12単位分選択しましょう。
「総合教育科目」「外国語科目」及び「自学部専門教育科目」から必要単位分選択しましょう。
このように授業科目区分の必要単位数の科目を選択して、在籍期間中に124単位取得しましょう。
3.履修登録のモデルケース
それでは学部別に科目選択のモデルケースをご紹介します。
3−1.経済学部経済学科1年生
総合科目は選択範囲の20単位分の科目を選択しました。
経済関連の学問以外の興味分野として心理学を選択していますね。
外国語4単位と保健体育2単位は1年生のうちに履修すケースですね。
この場合、外国語の残り4単位2年生に選択履修するかたちになります。
専門教育は経済学部特有のの科目で8単位分選択しています。
これら合計34単位を1年生のうちに取得する計画です。
3−2.法学部法律学科1年生
総合科目、外国語と保健体育は経済学部と同じ科目を選択しています。
対して専門教育は「憲法」「民法Ⅰ」と法学部特有の科目を選択していますね。
1年生の取得単位数は34単位目処となります。
1年で26〜34単位ほど取得できれば順調ですね。
いかがでしたでしょうか。
今後も有益な情報をお届けします。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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